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保延寺観音堂
保延寺は地名で、観音堂の正式な寺号は不明です。 小字花寺からは、奈良時代の寺院瓦・古銭などが大量に発見され、かつてこの地に大寺院が存在し、早くから仏教文化が根付いていたことがわかっています。 平安時代後期に保延(1135~41)という年号があることから、あるいは保延年間に開かれた寺として、保延寺と名付けられたのかとも考えられます。 また「己高山縁起」には伝教大師が自ら彫刻した像の一つとして「保延寺 阿弥陀」と記されて、かつて保延寺は己高山傘下の一寺院であったことがわかっています。 拝観料:200円 ご朱印代:300円