竹生島

～琵琶湖随一のパワースポット・神の棲む島竹生島～竹生島は国の名勝および史跡に指定されており、日本遺産「琵琶湖とその水辺景観」の構成文化財のうちのひとつです。また琵琶湖八景の一つにも数えられています。沖合約6kmに浮かぶ周囲は約2km、琵琶湖では沖島に次いで面積が2番目に広い島で、島全体は琵琶湖国定公園の一部です。島内には宝厳寺、都久夫須麻神社、飲食店、土産物店があります。またお祀りされている弁才天は安芸の宮島、相模の江島とともに日本三弁天に数えられています。透明の由来は「（神を）斎く（いつく）島」に由来し、その中の「いつくしま」が「つくぶすま」と変じ「竹生島」となったそうです。ほかにも、「竹生島」という漢字は、島の形が雅楽などで使われる楽器の笙（しょう）に似ていることからつけられたという説などがあります。平家物語『竹生嶋詣』や謡曲「竹生島」にも神秘的な美しさを秘めた島として登場し、千年を経た今日でも邦楽や文学作品に登場するなど、その姿は人々をひきつけてやみません。【宝厳寺】ご本尊は弁才天と千手観音で、中世以来西国三十三所観音霊場の三十番札所として多くの参詣客で賑わってきました。国宝・唐門をはじめ、国の重要文化財・観音堂・舟廊下・五重石塔、宝物殿や三重塔など見どころが沢山あります。 ■宝物殿拝観料：大人 300円　小人 250円【都久夫須麻神社】国宝の伏見桃山城より移築されたと伝わる本殿は宝厳寺の観音堂と舟廊下で結ばれていますが、これは明治時代の廃仏毀釈まで宝厳寺と都久夫須麻神社は神仏習合とされていたからです。平家物語にも登場する拝殿では、かわらけ投げもできます。 ■入島には竹生島への乗船料（往復）とは別に入島料が必要となります。 ※入島料については竹生島奉賛会へお問い合わせください。