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都久夫須麻神社本殿
都久夫須麻神社の本殿は国宝に指定されており、慶長七年に豊臣秀頼によって伏見城の日暮御殿が寄進されたと伝わっています。 絢爛豪華な桃山時代の代表的な建築様式で金蒔絵や彫刻といった極彩色の装飾で飾られており、狩野永徳・光信親子による襖絵や天井画が素晴らしいのですが本殿内部は非公開となっています。 本殿自体は、総桧皮葺の入母屋造りで、前後に唐破風、周囲に庇があり、複雑な構造をしています。 また、拝所では、願いを込めた素焼きの小皿を投げる「かわらけ投げ」が行えます。 かわらけが拝所の先にある鳥居をくぐれば、琵琶湖に住まう八代龍王が願いをかなえてくれるかもしれません。 またこの拝所は平家物語にも登場し、琵琶の名手であった平 経正がここで琵琶を弾いたといわれています。 毎年6月10日から15日には、島が活気に満ちる竹生島祭が開催されます。 ■入島には竹生島への乗船料(往復)とは別に入島料が必要となります。 ※入島料については竹生島奉賛会へお問い合わせください。