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親玉本店
創業は天保年間で、船町で開店しました。 文化・交通の発展により、明治の頃には魚屋町に移り、現在まで続いています。 店舗は駅から10分の場所にあり、北国街道黒壁ガラス館の一本北の通りに位置しています。 祝町通りの発展とともに、数多くの季節菓子を商い、 浜ちりめんの好況とともに京阪神への土産品として大変喜ばれました。 また、現在も地元の皆様からのご支持をいただいており、地元の皆様のご引立てをさせていただいています。 「親玉まんじゅう」は、地酒を使った風味豊かな酒元まんじゅうで、北海道産小豆を厳選し自家製餡で独特の美味しい味を保っています。天保年間から地元の皆様に可愛がられており、味と風味は「饅頭の親玉なり」というありがたいお言葉をいただきました(親玉まんじゅうの名前の由来です)。 「北国街道」は、昔の北国沿いの街道にちなんで作られた一服の味です。求肥にあんを包んで種で合わせました。 「でっち羊かん」は、その昔、京阪神に奉公に行き、藪入りのみやげとして郷土から持ち帰った素朴なお菓子です。