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第59代宇多天皇の勅願により、西暦８９５年に創建された真言宗智山派の古刹です。 国宝の金銀鍍宝相華唐草文華籠や重要文化財の千手観音（ボケ封じ観音）・不動像をはじめ、多くの文化財を有しています。 特に金銀鍍透彫華籠は、ボストン美術館など海外の美術館で何度も展示された逸品です。 また境内には元伏見稲荷・愛染寺のダキニ天も境内地の神照稲荷にお祀りしています。 境内地には、秋になると秋の七草の一つ・萩がさきほこりますが、こちらは足利尊氏公由来の物と伝わっております。 足利尊氏公と実弟直義との和解の為、観応二年(1352)11月2日浅井郡錦織興福寺にて兄弟対面をされますが、その折に神照寺に仮泊して帰られたそうです。 このとき尊氏公が境内に萩を植えたといわれております。 また戦国時代には浅井氏が荒廃していた当寺を再興し、毎年お正月には茶会を催していました。 その後姉川の戦いの折にまたもや兵火に巻き込まれますが豊臣秀吉公により大改修を行われ、江戸時代には朱印状もうけたまわった由緒のあるお寺となっています。 【寺宝拝観料】 個人：1,000円　※滋賀県民割適用で500円 グループ：900円（3名より） 団体：800円（25名以上） 高大専生 700円　中学生 500円　小学生 300円 ※拝観される場合は事前にご連絡下さい。 ※行事や担当不在などの事情によりお断りさせていただく場合がございます。 ※滋賀県民割の場合は証明になるものを提示下さい。 ※中高大専生料金ご利用の場合は学生証を提示下さい。 ※障がい者手帳提示でご本人100円、付添者1名500円です。 ※幼児以下は無料です。